●だだちゃ豆のふるさと 鶴岡市白山地区 出羽富士 鳥海山を望む、山形県鶴岡市の白山地区。赤川水系の扇状地であるこの地域は、砂質系の土壌で水はけも良い。昼は暑く、夜は涼しい寒暖の差が枝豆の旨みを増すのです。白山地区の枝豆作りの歴史は古く、江戸時代にさかのぼります。殿様に枝豆を献上した際に、これはどこのだだちゃ(おやじ)が作った枝豆か?と聞いたことよりだだちゃ豆の名前になったという言い伝えが有ります。江戸時代より脈々と受け継がれる枝豆作りの技法、そしてより美味しい枝豆作りを目指す栽培農家の努力がこの旨さ溢れるだだちゃ豆を作り上げるのです。 |
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●天日干しした完熟だだちゃ豆を使用 おいしい枝豆として全国的に有名なだだちゃ豆。枝豆は大豆の若い状態のものです。さがえ屋で使うだだちゃ豆は豆を十分に完熟させ、天日で干したものを使用しています。緑色の豆も、完熟した状態では深い茶色になります。枝豆の鮮烈な味わいはありませんが、滋味豊かな大豆の香りがおせんべいにとてもあいます。 |
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●おいしいおせんべいは生地の味が違う 全国有数の米どころ山形県。山形の煎餅屋なのだから、おいしい山形のお米を味わってほしいのです。厳選した山形県産米を使用した生地は、米の風味が十分に味わえます。●せんべい生地全体から豆の風味、だだちゃ豆への加工 完熟しただだちゃ豆はそのままでは堅いため、焙煎し挽いたものを使用しています。豆の挽き方一つで豆の旨みも変わります。細かく挽くとおせんべいを食べた時に豆のえぐみが出ます。粗く挽くと豆の旨みが出ない。丁度良い挽き加減が必要なのです。挽いた豆を生地に練りこむことで、おせんべいを食べた時に滋味豊かな豆の味わいが広がります。 |
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●生地との会話、そして炎をあやつる おせんべいの生地状態はその時の気温や湿度等によって微妙に変わってきます。熟練した職人になるとまるで生地と会話ができるかのようにその日の生地状態を把握できるようになります。サクッした食感、おいしい米の風味、そして香ばしさ。おせんべいの魅力を最大限に出すために焼き釜の炎をあやつるのです。熟練した技がおいしいだだちゃ豆せんべいを生み出します。 山形の大地の恵、お茶うけにお土産にぜひご利用ください。 |
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●だだちゃ豆せんべいは【サラダ味(塩味)】【しょう油味】【みそ味】の3種の味をご用意いたしております。 |