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まゆはきを、俤(おもかげ)にして、紅の花

タイトルの句は、芭蕉の句ですが、この紅の花が今旬な訳です。
咲き乱れる紅花をご覧下さい。

紅花畑

高瀬地区の紅花

ネット担当の阿部さんと山里を訪ねてみました。
(ジブリ映画の【おもいでぽろぽろ】の舞台となった山形市の高瀬地区に行きました)

おりしも紅花祭りの前日ということもあり、会場の準備に余念がない地元の皆さんでしたが、

私達はちょっと離れた山間地まで入って写真を撮りまくりです。

いい風景でしょう?

静かに咲くこの風情、雨上がりだったのが、余計に良かったでよ。

段々畑
(高瀬地区は山間にあり畑も段々畑になっています。)

紅花にはあざみといっしょで、とげとげがあります。

だから花を摘む時には気をつけてくださいね。

この花がどうやって口元を染める紅になるのかは、

阿部さんに伝えてもらいましょう。

阿部さんどうぞ。。。

えぇぇぇー!店長より日記原稿を受け取り日記を書いてる阿部です。

日記で、紅花の話しをふられてびっくりしています。

紅花は山形県の花。江戸時代には紅餅の全国一の産地でした。

紅花から作られる紅餅は最上川を下り、日本海を経由で京の都に運ばれたのです。

最上川沿いの市町村に京文化が残っているのは、

京都との交易の名残です。

紅餅の用途は染物の染料や口紅として使用されています。

紅花は黄色と赤の色素からなっています。

まずは摘んだ花を水にさらし、良く揉み黄色色素を抜きます。

その後、臼でつき、一晩寝かせ、発酵させます。

発酵させて花びらを丸め紅餅にし、むしろに並べます。

並べた花びらの上からむしろをしき、その上に板を置いて良く踏みます。

むしろを注意深く取り、潰れた紅餅をざるにならべ、乾燥させて出来上がりです。

上質な紅餅を作るにはもっときめ細かい作業が必要といわれています。

その当時金より高価だったといわれる紅餅。

芭蕉の句を詠みながら、当時の賑わいぶりを想像してみるのも楽しいものです。

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